占い?!

これ。先日あたいと別の田口さんにご紹介いただいた占いです。
面白い!
http://st.sakura.ne.jp/~iyukari/



あたいの2012年↓蠍座



多くのドラマに、復讐物語が描かれます。
復讐しようとする人の意志は非常に固く、
ちょっとやそっとではその行動を止めることはできない
というふうに描かれることが多いようです。
復讐者は、たいてい孤独ですが
その孤独に飲み込まれて動きを止めてしまうことはありません。

もちろん、2012年の蠍座が「復讐に燃える」なんてことを
書きたいわけではないのです。
この例を挙げることで私が言いたかったのは
孤独に戦っているように見えても、
その戦いがタフで真剣でありつづけられるのは
その人が真の意味では孤独ではない場合だ
ということが言いたかったのです。

復讐劇ではなくとも
「誰かのために戦う」と意志している人々は
孤独を理由に戦いを辞めることはありません。
彼らは本当の意味では孤独ではなく
胸の中に、ありあまるほどに「だれか」と、常にともにいます。
だからこそ、物理的には一人でも
意欲や意志を失わずに、突き進めるのだろうと思うのです。

2012年、蠍座の人は
心の中に熱く「ともにある」状態を実現します。
それをあふれんばかりに抱えた後、
一人で立ち向かう勝負の世界に入ってきます。
前述の通り、これは、
周囲の人々と切り離されて放り出される、
ということではないのです。
たとえば、どんなに頼もしい家族があっても、
どんなに解り合える仲間がいても、
どんなに愛し合った恋人がいたとしても、
仕事や学校や、自分の目標を目指すための場には
最終的には一人で向かわなければなりません。
どこにでもついてきてもらうわけにはいかないのです。
自分にとって本当に大事な場では
自分一人で歩いて行くしかありません。

それでも、心の中にはちゃんと、
切っても切れない、目に見えない融合を温め続けていられます。
大切な人が土壇場で支えてくれるのは、
その場にいて、自分の代わりに戦ってくれるから、ではないわけです。
戦いの最中に思い出しても
それが決して、儚い過去の残像ではなく
ちゃんと信じられる、自分にとってだけ限りなくリアルな存在であるかぎり
孤独のなかにいて
「これは一人でやらなければならないのだ」
ということを、
いつも勇敢に引き受けていくことができるわけです。

この「ともにある」存在は、
今現在のものではない場合もあるでしょう。
時には、遙か昔になくなった人や
もうわかれて久しい相手や、
歴史上の人物である場合さえ、あります。
でも、生身の時間を一緒に積み重ねて
お互いに信じ合える相手である可能性が多分
高いだろうと思います。

2012年の前半からなかほどにかけて、
蠍座の人はそんな
「こころいっぱいにかかえる、ともにあるということ」
を、みっちり培っていくのだろうと思います。
そして、そこでつちかった力を胸に、
秋頃から、一人で望む戦いに出かけていきます。
もとより、蠍座の人は
「目で見える、手で触れるものだけを信じる」
というような、浅薄な心の持ち主ではありません。
目で見えようが見えまいが、
本当のものはちゃんと、あるべきようにある
ということを、心底知り抜いているのが蠍座という星座です。


時期的なことを少し申しますと、
前半を通して「未来」が視野に入っていると思います。
おそらく、この「未来」の開拓というテーマは
2011年の秋頃からスタートしていると思います。
それまでは想像もしなかった夢を見て
実現に向けて動き出した人もいるでしょうし
今まで会ったことがないような人たちの中で
新しい活動に着手した人もいるかと思います。
このプロセスは、7月頭まで続いていきます。

まず年頭、爽やかな賑やかさからスタートしそうです。
色々な声が聞こえてきますし
知的好奇心を大いに刺激されるでしょう。
コミュニケーションがゆたかに広がる時期です。
2月になると、心の容積がいきなりガツンと広がるような、
不思議な出来事が起こるかもしれません。
小さな池だとばかり思っていたのに、
草むらを分けたらその池が
大きな湖の一部であったことがわかる、というような
そんな出来事が起こるのではないかという気がします。
3月から4月頭にかけては、
この「湖」にも関係する、
ちょっとしたゴタゴタが発生するかもしれません。
あるいは、大きく体調を崩す可能性もありますが
これは、溜まった疲労を解消するための出来事のようです。
先を急がず、自分の身体や五感に
やれることとやるべきことをといかけながら、
ゆっくり進む時だと思います。
5月、誰かとの距離がゼロになったことがわかるような、
そんな印象的な出来事が起こるかもしれません。
6月には、5月の体験がもっと具体的に、
リアルに展開して行きます。
冒頭から述べたような
「ともにあるということ」
に、光が灯り、ゴーサインが出るのです。
ここから、貴方と誰かの関わりは
「関わり」という言葉の持つ微かな距離感を塗りつぶすように
濃く深いものとなっていくでしょう。
7月から8月にかけては、
密かな戦いに望まなければならないかもしれません。
自分のコンプレックスや、
身を守るためにゆがんでしまった価値観について
ガツンとそれを修理するような流れが生じるのです。
これは、誰かとの関係の中で起こるのかもしれませんし
あるいは、自分でその矛盾に気づき
使命感を持って自分の中のいびつな塔を取り壊す作業を
自発的に始めることになるのかもしれません。
いずれにせよ、このタイミングでは
「どうしてもその作業が必要だ」
と感じられるはずです。
9月から10月は、非常にハデな時間となっています。
自らアクティブに動き回り、
何かを勝ち得ようとする人が多いでしょう。
自分から企画したプランを実行に移したり
ちょっと難しそうなテーマにチャレンジしたりする時期となっています。
11月、小さな停滞感を感じるかもしれませんが
足踏みも月末には終わり、
誰かから、熱烈でとても具体的なサポートを受けられそうです。
12月はフットワークよく動く時期となっています。
出張や旅行など、なにかと遠出する機会が多く、
そこに、新しいコミュニケーションが生まれそうです。
年末から年明けにかけては、
引っ越しなど、環境の変化を選択する人も
少なくないかもしれません。


愛情関係については
冒頭から述べたことがそのまま当てはまります。
特に、貴方の愛情の世界に、
真贋を極めてシビアに見極めるような星が入ってくるため、
今年、愛情観そのものが大きく変わる人も
少なくないだろうと思います。
愛するということの意味が変わってしまったり
今まで固執し続けて来た条件を、いきなり手放したりすることが
今年は、ごく自然に起こりそうな年なのです。
愛は依存や、虚栄や、自意識や、自己満足や
およそありとあらゆる人間の弱さと結びついた別のものに
すぐにすり替わってしまう、とても難しいテーマです。
そんなワナにはまらずに、
本当に愛することを目指したい!という
澄み切った気持ちが胸に湧いてきて
それを実現できると信じられるだろうと思います。
時期的には、年明けからとても素敵な風が吹いていますし、
さらに年の前半はかなり官能的で濃密な雰囲気もこもっています。
3月にはパートナーシップが強化される気配があります。
フリーの人は紹介などにより
パートナーが見つかりやすいときだと思います。
さらに9月から10月はとても情熱的な時期で、
11月下旬から12月のなかばにかけて
貴方の魅力がキラキラ輝き
色々な人の注目を集めることになるでしょう。


料理を作るとき、
初めに、材料や調味料はバラバラに存在します。
そのバラバラの存在を、
切ったり焼いたり煮たりして、融合させていくと、
最早もとの形には戻せないような
全体として「一つの味」ができあがります。
あの、幾つもの味だったものが、
最終的にはそれらとは全く別の、
でも、それらの全てが入り込んだ
「一つの味」にうまれかわるわけです。
この2012年に貴方が胸に抱きしめることになる
「ともにある」という現象は、
この、料理のプロセスとよく似ているような気がします。
人と人とは、出会う前には
それぞれがバラバラの材料のようなものです。
でも、出会って、時を積み重ねて行くにつれ
だんだんと、その関わりによって一つの味のようなものがうまれていき、
それらは、たとえ別々に切り離したとしても
二度と、もとの材料の味には戻れないのです。
2011年の後半から2012年のなかほどにかけて、
貴方はそうした、不可逆的な関わりを
どんどん育てていくことになるのだと思います。
そこから得られる純粋な生命力があるからこそ、
そのあとにおとずれる「一人で勝負していく世界」に
なんのためらいもなく、踏み出して行けるのだろうと思うのです。