東京ららばい☆その45 家族と向き合う

けーき

最近は何故だかどんどん過去のことを思い出してるフリークで
それが最近から遡って今、中学生ぐらいまで来ています。
そのタイミングで今日は実家でうちらのお誕生会でした!
いつから弾いてないのかわからないぐらい弾いてなかったピアノを弾いてみたりして。
即興セルフバースデーリサイタル(笑)。


そして、主役はやはり乗っ取られました・・・ね!



遊びながらも家族を観察。
お父さんは何故殆ど言葉を発しないのか。何故あまり動かないのか。
お母さんは何故いつもせわしないのか。何故テンション高すぎなのか。
陽子は何故いつも会話が飛ぶのか。何故着れなくなった服を引っ張りだしてくるのか。
などなど。


そしてあたいは・・・・・・。




お父さんに憧れてビリヤードにハマって、ギターを弾き始めた高校生の頃。
お気に入りだった写真が一枚、棚にありました。20歳ぐらい? ギターを弾いているところ。



自分の部屋は今となっては母親の物置と化してますが
お母さんは何故モノを置き始めたのか、自分ではきっと気づいていないよね?
これじゃ、むしろ帰れないよ(笑)。




学生の頃作品を作っていた時は、自分の居場所を探す無限の旅をして
自分が何を本当に表現したくて制作しているのかさっぱりわからず、
迷宮のプリンセスだったけど、今振り返ってみると全て潜在意識の現れでした。
祭壇を作ったり、宇宙と交信する電話ボックスを作ってみたり。
空の模様の木馬(アクリル馬)を大量に作ってみたり。
空き缶をひたすら叩いて伸ばしたり、ヤスリをひたすらかけたり。
立体作品は殆ど壊してしまったけど、その行為すら
自分の意識と向き合わないようにしていたのかも?とも思える狂気の破壊っぷり。



作品作りが苦しくて、もう全て辞めてしまいたい、逃げ出したい、
そしてこの世から消え去りたいと何度思ったことか・・・。


何故そんなに「別世界」に憧れていたのか。
それは、常に自分の居場所を外に求めていたからでした。
自分の存在できる場所、存在価値はこの世の中にどこにもない、何の役にも立たない
探しても見つからない無限のループにハマって、いつもあの世に行きたいと思っていたけれど
自分の居場所は自分の中にしかなくて、自分としてただ存在することが
どんなに素晴らしいことなのかをひしひしと感じた一日でした。
今はこの頃の事を思い出しても何とも思わなくなったし。
これできっと次のステップに進めます♪



お父さん、お母さん、いつもありがとう! そして産んでくれてありがとーーー☆
36歳、新しい出発が出来そうです!